K - Karaoke #1
サッカーW杯観戦に韓国へ5人で行った。仁川は港町で新鮮な魚貝類と海水温泉が有名らしい。刺身ストリートがあるそうだ。海水温泉も覗いてみたい。仁川に移動する前にいた全州ではタクシーに5人でも乗せてもらえたのだが、都会の仁川では5人一緒はダメだと断られた。じゃあ、2台に分かれて向こうでおちあおう。ボランティアの人に海水温泉の名称をハングル語で書いてもらっていたのでそこを待ち合わせの場所にした。
「海水温泉まで」助手席に座ると、運転手のおっちゃんはカーオーディオを指さし「これは日本製だよ」と自慢する。庇のところにCDがいっぱい差してあり、カラオケ好きなんだろうか?世界の共通語「カラオケ?」と一言聞くと一気に琴線に触れてしまったようだ。CDをかけ始めた・・・と思ったらギヤ横から伸びるマイク。(カスタムメイド)え!??おっちゃんはカラオケマイクを手に歌い始めた・・私の目の前にハンチング帽がかけてある。それをさっと持ち上げるとそこにはカーナビの画面。後部座席の友人が「まさか!歌詞がでるのでは?」そのまさかだった。。おっちゃんは運転しながらマイクを持ち歌詞を見ながら演歌のような歌を次々唄う。一曲終わるごとに拍手。ようやく何曲目かに私達でも知っている「ベサメムーチョ」がかかった。おっちゃんと「ベッサメ〜ベサメムーチョ〜〜♪」車内ノリノリの大合唱。私にサブマイクが伸びてくる。ついには曲目ファイルまで差し出してきて、ここで唄わなければせっかくの日韓親善に傷が付く。知ってる曲なんかないか?ABBAとかQUEENとかノリがいいのは?探したがないので「じゃあPOLICE唄います。C-26番。♪Every breath you♪〜」そんなこんなでようやく着いた海水温泉。「おっちゃん、ありがとう!!楽しかったー。お釣りいらないから」上機嫌で車を降りるとそこは『カーマスートラ』というサウナ・・・・「おっちゃんーーー!!ここじゃないよーーーー!!!」先発の2人と会えたのはその後お互い苦労の末のことだった。

>> nex t"K"

 

仁川の人に聞いたらカラオケタクシーは見たことないそうです。当たり前の装備ではないみたい。

韓国のサウナについては別項で。すごいです。

韓国ではとっても親切にして頂きました。