P - Pen
軸に水が入っていて傾けると中の絵が動くボールペンをFloaty pen またはFloating pen と言う。よくお土産にもらったり、エッチなペンで一度は目にしたことがあるのでは?それを集めていて現在129本。
10年程前に行ったイタリア、フィレンツェのお土産屋で見かけ、友人が「これ集めれば?小さいし邪魔にもならないから人にも買ってきてもらえるよ」と言うので、素直な(?)私は「じゃ、そうする」ってことで集め始めた。その地の観光名物、ハワイって言ったらフラダンス、イギリスって言ったら衛兵、ベネツィアのゴンドラ、ニューヨークの自由の女神、ありそうだよ!ってものがやっぱりあってうれしい。7割はお土産にもらったもので、コレクションと言っても自分で大枚はたいて集めるのと違い、人の旅の思い出を共有できるのも楽しい。
そのペンはどこで買っても made in Denmark.デンマークのEskesen社が製作しているもので、時々、中国製でそっくりのものがあるけど、絵の質が全然違うのでご用心。ここ何年かで日本の観光地でもいろいろ売られるようになったが、絵がファンシーなのが多く、ファンシー嫌いとしては頭が痛い。

next "N">>

 

 

 

Q - Q taro
子供の頃からずっとオバQが大好きだ。おっちょこちょいで、大食いで、何もできないけれど憎めないところがたまらない。12年前、友人まさみが尾道にひとり旅をしたら「街角にQちゃんがいたよ」と、お金を入れて動くのりものの(なんて言うの?)写真を撮ってきてくれた。うれしくて写真を机の前にずっと貼っていた。
2000年にまさみと尾道を旅した。その時まさみが、「そういえば前にQちゃんの写真撮ったの、ここのはずれのあたりだったような気がするな・・」探すと小さな電器屋があって、「う〜ん、確かここにあったはず・・」しかし、Qちゃんの姿はない。そうか、やっぱりもうないか、そうだよね、あるわけないよね・・・
諦めきれず電器屋のガラス戸にへばりついて中を覗くと、『あった〜!!!』どうやら毎晩大切にお店の中にしまっているらしい。そうかー、Qちゃん大事にされているんだね。店は開いていないので外から覗いただけで諦めお昼を食べにいった。昼食後、もう一度電器屋に行ってみると、出てたよ!!!塗装は8年前より剥げてはいるけどまだまだ動く。それも今時10円で(涙)。電器屋のおじさんに聞くと、もう30年くらいそこに置いているそうだ。「よく譲ってほしいって言われるけど、不思議でしょうがないよ」
お宝とかそんなんじゃなく、ただ大切にしているだけ。いいね。Qちゃん幸せだね。

next "Q">>

 


1992年のQちゃん。 そういえばQちゃん空も飛べるんだよね。

 


2000年のQちゃん。まだまだ現役。
頭の上には毛が3本ではなく、BOBが乗っている。