E -Espana#3 バルセロナといえばガウディー。聖家族教会の建物が有名だ。ガウディーの建築物をいろいろと見てまわり、近郊にあるコロニア・グエル教会に行った。市内からはずれにあるためか、私達の他に観光客はいない。未完のままのその教会は無骨に削った石の柱や不思議な形の椅子やテーブル、そして蝶々の形に開くステンドグラスなど、ガウディーの奇抜なデザインにあふれている。チケット売りの爺さんがそのステンドグラスを開いてみせたりしてくれる。でも・・もうよぼよぼの爺さんはまだまだそちらはお盛んなのか？すごいスキンシップで勘弁して下さいというほどのセクハラ爺さんなのだ。奥の部屋に美術館があるから案内してくれるというので、このドアを越えた途端に豹変して閉じこめられたりしたらどうしようか・・私達は一抹の不安を感じた・・・でもやっぱり、よぼよぼセクハラ爺さんにはそこまでのパワーは残されていなかった。やれやれ。。

	E-Espana #2 マドリッドで闘牛を見ようと、プエルタ・デル・ソル広場からチケット売場に向かって歩いていた。後ろに若い男がついてきてなんか言っている。「ついてこないでよ！」チケット売場に行くとまだ開いていない。気が付くとさっきの変な男がそばにいる。後つけてきたのか・・？真面目そうな友達も一緒だ。そのうち変な男がフラメンコを踊りだした。それも私と友人の顔を覗き込みながら目が真剣そのもので挑発的でさえある。友達の方はそれに合わせて手を叩きながら唄う。私達は笑いながら後ずさりをした。友達はいたって普通の真面目そうな人だし踊っている男は変だ。なんなんだ・・・こいつらは。すると通りの向こうから女の子がふたり手を振りながら歩いてくる。着くといきなりひとりは変な男と踊り始め、そばに立ってた私達に向かって「オラ！」と挨拶してくれて感じいい。もしかしてこれが普通なのでは・・・？彼らは私達にキスの挨拶をして、じゃあね〜！！と行ってしまった。なんだ、ここで丁度待ち合わせだったのか・・。スペイン人はみんなフラメンコを踊るなんてステロタイプな考えだと思ってたけど・・・その通りです！踊ってます！そして予想を超えて変だ。。