> 1 2 3 4 5 6 7 8 ラオスの食べ物>>


これがトゥクトゥク。後ろでずーっとペーンペーン叫ぶ私。


タートルアンはキンキラキンでなにもなし。


坊主も親戚も落ち着きがないのでありました

出家の儀式はゆるかった

お昼を食べに行った食堂(麺うまい〜!!)のお姉さんがちょっと日本語を
喋れたので、これからタートルアン(寺)に行くんだけど、トゥクトゥク
いくら位するもの?と聞くと20,000〜25,000キープ(200円〜250円)と言う。
結構するんだ・・・と思いながら、トゥクトゥクおやじに交渉すると、
仲間が揃ってメニューみたいのを出して、タートルアンは30,000だと言う。
そのメニュー自体が信用できないんだけど・・・
お姉さんが25,000と言ったので往復で50,000にしてもらい寺に向かう。
でも、寺が思っていたよりずっと近い。
これならワンメーターで行けるんじゃないか?メーターないけど。
馬鹿の一つ覚えで(行く前に覚えた、高い!=ペーン)
ペーンペーン叫ぶ。くそ〜、なんでこんなに高いのだ。 。
寺は、昨日宿のお兄さんが今は祭りの最中だって言ってたから、どんなもんだ?
と思っていたのだが、特に祭りの様子なし。人少な〜・・
で、チケットにミュージーアムって書いてあるけど、ストゥーパ(塔)の回廊に
素人の油絵いっぱい貼ってある。これ、ミュージーアムすか・・・

つまんないな、なんて思っていたら、隣に並ぶ寺の方から楽しそうな太鼓の音
がしてきて、そっちに流れる。
どうやら出家の儀式らしく、親戚一同が集まってお祭り騒ぎで寺に入っていく。
私も付いて入ってみる。
きっとこういうものはみんなに祝ってもらいたいに違いない。
出家するのは5人、みんな剃りたての頭が白い。
剃りたてって青くないんだな・・・白い袈裟の下着みたいなものを着ている。
先輩坊主達が祭壇の両脇に座っていて真正面に一番偉いお坊さんが椅子に腰掛け、
親戚一同はこちら側にずらっと適当に座って、お坊さんの読経に合わせて
手をついて拝んでいる。が、厳かな雰囲気一切無し。坊主たちの落ち着かないこと。
キョロキョロとこっち見たり、親戚の配ったジュースを振り向いて、
あ、どーも、なんてもらって飲んだり。
親戚は親戚で、シュポシュポ大きな音立てて、スプライトの王冠抜いてるし、
ガキんちょは遊びまわっているし・・・で、私と隣に座っている外人カップルにも
どうぞ、なんてスプライトとお水くれて、どーも、なんてかんじ。
ゆるいね〜、さすが南国。一世一代のイベントなのに、こんなゆるくていいのか?
まあ、出家されるご本人達は真面目に袈裟着せてもらって、托鉢用のおひつ
背負わせてもらって、という儀式を受けているんだけど。
スケッチして子供に囲まれ、描き終わったところで出てきたわけだが、
なかなか面白かった。これだけでも寺に来た甲斐あり。
トゥクトゥクに戻ると(往復で50,000だからまだお金払っていない)
トゥクトゥクおやじは私が逃げたと思っていたらしい。
すごい待ったよー。と言っている。
だって、高い金払うんだからそんなすぐに帰ってたまるか〜。
予定外の長さだったようで、60,000にしてくれ、と泣きつかれ、
まあ、待たせたし、いいか・・・と寛大になって払ってあげたのであった。
だけど・・・絶対絶対ぼってるよ!!

ナム・ワーンおいし〜ワーン!!(おやじ?)

夕陽を見ながらセンチな気分になり涙したあと、
宿に戻ろうとふと見たら、宿の隣の店が学生の溜まり場
になっていて、なんだなんだ?と吸い寄せられていった。
ガラスケースに並ぶいろいろな具材。甘味処だ!
好きな組み合わせを頼めば、その上に特製シロップ、
ココナツミルク、かき氷をかけてくれる。
具はタロイモやクワイ、香草ゼリー、餅米や、
バナナの煮物、豆の煮物等、ピンクとグリーンの
ゼリー以外はとても体に良さそうな自然派食材。
ナム・ワーンというものらしい。
次々とやってくる学生達。(男子は男子、女子は女子で
かたまって来る)お店のお姉さんはいっぺんに注文される
いろんな組み合わせの10数個を全部覚えて、
あっちのテーブルの子はこれ、と間違いなく運ぶ。
すごい記憶力!!組み合わせの計算したら
大変な数字がでるはず。 それもものすごく手早い。
私も適当に選んで食べたら激うま!
シロップは程良い甘さで(ナム・ワーンとはナム=水、
ワーン=甘いで甘い水という意味だ)
柔らかいものとシャキシャキのもの、
もちもちとサクサク という食感のちがいが楽しめて、
もう一個おかわりした。
学生人気の店っていうのもわかる。
ここはちゃんと地元価格の2,000キープで20円。
こうでなくちゃ!


ピンクとグリーンのゼリーはすごいけど、
他のものは豆や 芋など天然素材でとってもヘルシー



ピンクっぽいのがお芋、エンジ色はお米で、
もっちり感とパンのサクサク感のコラボというのでしょうか・・