つんくちゃんとクーシー。
やさしい娘たち。


つんくちゃんのプリクラ。ラブリー。

松島みたいなビーチ。

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ミャンマー編は作っていません。
タイ編も全然作る予定がなかったのですが、テキストだけ打ってあって、読み返してみたらおもしろかったので公開したわけで・・そのうち小笠原の旅を公開予定です。まだとりかかってないけど。。
04/08/11
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お別れ

翌日はセンターポイントに3時にピックアップの車が来るので、それまで荷物をレインボーに置かせてもらい、インフォメーションで聞いた変わ
った岩のあるビーチにいくことにする。ちょうどつんくちゃんが部屋から出て来て「ソンは昨夜帰って来なかった」と言う。しょうがないなーソンは。「荷物置かせてね。私達これからここ(インフォメーションで紙にタイ語で書いてもらった)に行くんだけどさ」と言うとつんくちゃんはバイクを貸してくれると言う。大丈夫、タクシーで行くよと言うと、道路まで付いてきてくれてタクシーを探してくれる。「あの車、そう?」「ううん、ちがう」「あれは?」「違うわ」なかなか来ないのに一緒に待ってくれた。待てどくらせどちっとも来ないので、「タクシーじゃなくてトゥクトゥクで(バイクにサイドカー付き)いいよ」と言うと「高いから・・」と運転手と交渉してくれた。「ありがとう。そんじゃ行ってくるねー!」つんくちゃんいい子だー。最初会ったときは全然喋んないから英語喋らないのかな?って思ったけど、人見知りしてただけだったんだね。
トゥクトゥクの運転手に往復150B(¥450)で、2時に迎えに来てと約束。スーサン・ホイというそのビーチは入るときに入場料を取られ、「あれ??ビーチはどこ?」千枚岩みたいな、鬼の洗濯板みたいな岩があるらしいけど干潮にならないとそれは姿を現さず「そんでビーチは?」きょう子が聞きにいくと「ここビーチないらしいよー」「え???じゃ、どうしたらいいの?」砂浜なし、景色悪い、水汚い。左手先に砂浜が見えるので歩いて行くと大木が倒れててその先に進めず、しばらく潮が引くのを待っていたが時間がもったいない。「ねえ、ここやめて、私達の宿のそばにあった松島みたいなビーチに行かない?」しかし、トゥクトゥクの運転手には2時と約束しちゃってて、トゥクトゥクは置いてあるけど運転手がいない。「おにいちゃーん、どこ行ったー?」仕方ないのでトゥクトゥクの運転しているふりした写真撮ったりして時間をつぶしていると、どこかから運転手が戻ってきた。「やっぱアオファナンビーチ行って」結局お金も時間も無駄にして宿のそばまで戻る 。
松島のようなビーチでごろごろと過ごしていると、そばでピクニックしていた10人くらいのタイ人男子達が寄ってきて、タイ語でなんか言ってるから全然わからず、「は?」などと言ってると、スルメやらゆでピーナツやら持って来てくれて、戴くとすごく喜んでいた。ビア・チャンの大瓶一本もくれるって言ってたけどそれは断った。あとでやっぱもらっておけばよかったなって後悔したけど。
レインボーに戻るとソンが二日酔いでつらそうな顔して帰ってきていた。声はガラガラ。これからマッサージに行くわと言う。あまりにつらそうなので、早めにお別れをする。ソンとの別れはいつもバタバタ忙しい。また会いましょうね。つんくちゃんどうもありがとう!つんくちゃんは今にも泣きそうだ。それじゃーね!!さようなら〜!!ラー コーン カー!ちっとも予定になかったクラビだけど来てよかったよ。そしてソンと再び会える日はくるのかなぁ・・・?

また長いバスの旅を経て翌朝バンコクに着いたが明日からミャンマーの旅。今日中にいろいろな用事を済まさなくては。私達はお世話になったレインボーのレディーボーイズにお礼の品を送ろうと考えた。いったい何が一番喜んでくれるだろうか?考えた末、WTCにある紀伊国屋書店に行って輸入物のゲイ雑誌を買うことに。ところが一番ナイスな雑誌がボロボロで1冊しか見あたらない。あまりにボロボロでどうしたものか・・でも、これが一番いいよね。って事で店員を呼び、きれいなのを探してもらうがやっぱりもうその1冊しかないそうだ。「取り寄せは出来ますがお時間いただけますか?」「時間がないのでそれじゃ、これでいいです。でも、これボロボロでしょ、ディスカウントしてもらえませんか?」「・・わかりました」と交渉の末20B負けてもらい「すみません、セローテープ貸して下さい」とテープでボロボロの表紙を繕う。しかし・・ゲイ雑誌を紀伊国屋でまけてもらうって・・なかなかない経験でしょ。。
ミャンマーから帰ってソンに電話すると気に入ってもらえたようだ。よかったよかった。 レインボーのみなさん、素敵な彼としあわせになってね。日本から心より祈ってます。