にわとりと言っても鶏ではありません。庭にくる野鳥観察日記です。
冬の始めになると庭の柿の木になる柿を食べに野鳥がやってきて食べ尽くす。
そうすると、野鳥には厳しい季節が到来する。
だから餌になりそうなものをおいておくと、毎日何種類かの鳥が食べにやってきて、
時には珍しい鳥もいるし、縄張り争いも繰り広げられ、見ていると楽しい。
春がくればまた食べ物が増えるし、渡り鳥は旅立つからそれで終了。
したがって冬季限定なのであります。
今年はもう残すところあと1か月ってところでしょうか・・・


4月になり暖かくなった途端、ツグミが旅立ったようです。
そして桜 が咲き始めると、ぱたっとヒヨドリも姿を見せなくなりました。
冬の殺風景な庭に彩りを与えてくれた野鳥たちはまた秋がきたら来てくれるでしょうか?
ツグミは今年初めて毎日通ってくれたので、覚えていてくれると嬉しいです。
しかし厳しい自然の中で、遠くシベリヤまで飛んで行き、再び帰ってくることは奇跡に近いように思えます。
元気で帰ってきてねー!と祈るばかりです。
今回は日記を始めたのが2月で遅かったのですが、秋になり柿の実が赤く熟れる頃には
再開したいと思います。 もう少しまじめに・・・

 




最近スズメがやたら来ていて、スズメはちっとも珍しくも可愛くもないので全然来なくてもいい。
スズメって見ているとどの鳥とも案外うまくやっているみたいで、意地悪ヒヨドリもスズメのことはあまり気にならないようだ。別に追い払ったりしない。雑魚って感覚なのか?
キジバトも時々やってきてボーっとしていることが多いが、キジバトはヒヨドリやツグミより大きいからさすがにヒヨドリもキジバトには喧嘩をしかけない。どっしりしていて「おやっさん」ってかんじだ。
いつも一羽で来ていたヒヨドリが最近彼女連れでくるようになった。「いい所知っているんだけど、一緒に食事に行きませんか?」なんて誘っているんじゃないか?


今日のエサ
1.オレンジ 2.紛失 3.パン 4.カゴ移動、おせんべい 5.なし 6. 7.水 8.昼の食べ残しパン

3/28(Mon) 日記と言いながら1か月のご無沙汰。もうすぐ鳥来なくなりそうだっていうのに。すみません、絵描くの結構面倒なのね。
そんな間にもいろいろなことが・・特になく、鳥たちは淡々と毎日を過ごしているようです。ある日、気づいたのがピーナツ吊してた針金が忽然と姿を消していたこと。あれ?隣りの敷地に落ちてるか?見に行ったがない。ってことはカラスがくわえていって巣作りの材料にした?そうとしか考えられない。カラスに毎日通われたらすごい困るからやめてください。


2/28(Mon)ヒヨとツグミは 相変わらず 毎日顔をつきあわせるたびに抗争を繰り広げていますが、不思議なのがやってくる時間が必ず重なっていること。
どちらかがいない時間を見計らってくればいいのに。
鳥には鳥の一日のスケジュールがあるんでしょうか?
ヒヨは最近地べたに降りることを覚えたようです。
今までは高いところからフルフルバサバサしていたのに、
この頃はかなりそばに降りて脅かすようになりました。
しかしツグミは植木台のケースの中に入ってエサをついばみ、
そこまでヒヨは入っていけません。
ツグミはとにかく足が速く敏捷です。
からだが大きいくせに、表情はまるで小鳥のようでそのギャップがなんとも可愛いのです。
思いっきりマイペースなところも好きです。いいな、ツグミ。
そんな無神経なツグミが気にさわるヒヨの気持ちもよくわかります。


今日のエサ
1.オレンジ 2.ピーナツ、フライドチキン(かなり小さくなった) 3.オレンジ、パン 4.オレンジ 5.パン 6.大豆(豆まきの残り) 7.水 8.ココナツのドライフルーツ(ヒヨは吐き出してた)

ツグミは低いところは得意だけど、ぶら下がっているエサ台は苦手らしく、怖くてとまることが出来ない。ヒヨは全然怖がらないのに。


今日のエサ
1.オレンジ 2.ピーナツ、フライドチキン、オレンジ 、ドライフルーツ(ジャックフルーツ) 3.オレンジ、パン 4.オレンジ、プルーン 5.牛脂 6.カナリヤのエサ 7.水 8.梅もどきの実つき枯れ枝


残り物を手当たり次第においておくが、今までにも実験的にあんこ、油揚げを食べるか試したら結構人気あった。フライドチキン(共食い?)はツグミは食べるが、ヒヨドリは食べない。ピーナツは全然人気ない。

2/15(Tue)  庭鳥日記、今日からスタートです。
ここのところ連日 、一日に何度もやってくるヒヨドリとツグミ、そして必ずつがいでくるメジロ。
この3種類の野鳥がメインのお客です。
エサは左図の番号のついているところにおいています。
なんでこんなにいっぱいなのかと申しますと、ただ楽しいからです。

ヒヨドリとメジロ は花の蜜や果物などの甘い物を好んで食べるので嘴が細く、舌が長いのが特徴です。
したがってメジロいるところにヒヨドリあり。
でも、ヒヨドリの方が何倍も体が大きく強いので、メジロはヒヨドリがいないのを見計らってやってきます。ヒヨドリに脅かされてすぐに逃げていく気の小さな鳥です。
去年まではメジロとヒヨドリがこうしてエサを食べにきていたのに今年から新顔のツグミがやって来るようになりました。

ツグミはヒヨドリに比べて頭が大きく、体長はほとんど同じくらいです。ヒヨドリは木にとまってエサを食べるのですが、ツグミは地べたを
チョンチョンと歩き回りエサを食べます。動きは敏捷です。
調べてみると主に木の葉の裏にいる虫を捕って食べる、とありましたが、ここではなんでも食べる雑食です。
そんな新参者のツグミをヒヨドリは、めちゃめちゃ気に入らないようで、塀の上で羽根をバサバサと震わせ、ツグミを脅かします。
でもツグミはそんなのどこ吹く風で一向に気にしません。
時々ぼーっと立ち止まったりマイペースで、 野鳥なのにちっとも警戒心が見られないのです。
ツグミがいないときもヒヨドリはツグミまた来てるんじゃないだろうなと、塀の上から覗き込んで探していたりします。木の上で待ち伏せしていることもあります。
そして時々飛びながら二羽で空中戦を繰り広げます。
でも、怪我までさせることはないようで、お互いただ脅かすだけみたいです。
そんな、ツグミvs ヒヨドリ抗争、見ていると笑ってしまいます。

それから今日はウグイスが一瞬飛んできて、すぐにいなくなりました。